だんだんと寒い時期になってきました。皆さん冬キャンプの予定はどうですか?今からの時期に欠かせないのが暖房器具ですね。お手軽なボンベ式から本格的な薪ストーブまで、いろんなタイプのものが発売されています。今回は最も需要が多いと思われる「石油ストーブ」のおすすめ人気機種4台を徹底比較します!
目次
- 石油ストーブの魅力
- フジカ ハイペット
- アルパカ ケシロンヒーター TS-77A
- トヨトミ レインボー RB-250
- スノーピーク タクード KH-002BK
- 人気機種4台 比較表
- 石油ストーブの使用方法について
- 総まとめ
石油ストーブの魅力
電源がない環境でも、暖をとれる石油ストーブは手軽で人気ですね。最近はお洒落でかわいいデザインのものが多いですね。持ち運ぶ時に灯油漏れの心配も少なく、専用のケースが付いていたりと運搬性の良さも人気の理由の一つでしょう。またストーブの上で簡単な料理ができるのも魅力的ですね。おでんやシチュー、スープに煮込み料理などバリエーションは無限大です。やかんや鍋に水を入れて置いておけば冬の乾燥対策にもなります。決して電気ストーブでは味わえない、じんわりと優しい温もりが最高ですよね♪
それでは早速見ていきましょう!詳しいスペック等は下の方に比較表を作ってみましたので、そちらを参考にどうぞ。ちなみに今回比較する6機種は全台、「耐震自動消火装置付き」をピックアップしています!
フジカ ハイペット
フジカ|スペック・参考価格
<スペック>
- 暖房出力 2.5kW
- タンク容量 3.6L (MAX4.1L)
- 連続燃焼時間 10 ~ 12時間
- 重量 5.6kg (反射板付きモデル)
<参考価格> (税込、送料別)
- 反射板無しモデル=¥2.7000-
- 反射板付きモデル¥=29.160-
- 整流リング搭載+反射板無しモデル=¥40.500-
- 整流リング搭載+反射板付きモデル=¥42.660-
- 整流リング搭載+防風ガラス管モデル=¥59.940-
- (カラーホワイトは各モデル +¥3.240-)
フジカ参考ポイント
まずはこちらから!言わずと知れたフジカです。石油ストーブの中で一番愛用されてるキャンパーさんが多いのではないでしょうか?「このコンパクトさで十分な暖かさがある」との声が多いようです。「安心の日本製」というのも後押ししているのではないでしょうか。その他「運搬時に灯油がこぼれにくい」や「遠赤外線効果で足元から暖かい」などの声もよく耳にします。人気の理由がわかりますね♪
製品ラインナップも何機種かありますので、用途に合わせて選びたいですね。整流リング搭載モデルは、2~3mの風の中でも使用可能とのことです。しかしながら価格が1万円以上変わってきますので、非搭載のモデルを選ばれるキャンパーが多いみたいです。
現在発売(2018)のホワイトカラーモデルは、天板にテンパーカラーを採用されてるようでブラックと比べ三千円ほど割高になってます。気になりますよねテンパーカラー↓↓
全機種共通の取り外し可能な上面板は、取り外して社外品のゴトクを装着可能なようです。キャプテンスタッグから発売されている「七輪用ゴトク 炭焼き名人」や、ホームセンターコーナンで売られているものがサイズがちょうど良く人気のようです。↓↓
フジカの収納&運搬ケースにはスノーピークの「レインボーストーブバック」や、パール金属の「かたずけボックスハイタイプS」などを代用されているキャンパーさんが多いそうですよ。↓↓
フジカまとめ
フジカを選んでおけば「まず間違いない選択」だと言っても過言ではないでしょう。ただしこちらのフジカ→電話での注文受付しか行っていません。しかも毎年この冬期は忙しいらしく、納期が年内には間に合わないとの噂。冬キャンプに間に合わすには夏期に注文しておいたほうが良さそうな感じです。ヤフオクなどでも定期的に出品されてますが、新品同様品ですと定価+2~3万の値が付くこともあるようです。安心のアフターフォローもあるのでメーカーから直接購入するのが良さそうですね♪
<2018.12.11 追記>電話にてフジカに直接問い合わせてみたところ・・・。なんと!今申し込んだらお届け予定日が、来年の7月と言われました!恐るべしフジカ人気。ヤフオクなどでの転売目的の影響もあるのかなと思いました。
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アルパカ ケシロンヒーター TS-77A
出典:Amazon
アルパカ|スペック・参考価格
<スペック>
- 暖房出力 3.84kW
- タンク容量 6.0L
- 連続燃焼時間 10 ~ 12時間
- 重量 6.4kg
<参考価格> (税込、送料別)
- Amazon ¥30.000-ぐらいから
- 韓ショップ(輸入代行) ¥20.000-ぐらい
アルパカ参考ポイント
韓国産のアルパカ。フジカと比べ低予算で手に入るところや、暖房出力の高さが人気のようです。「TS-77A」の他に暖房出力が変わらず一回り小さな「TS-77Aコンパクト」もあるようで、そちらを愛用するキャンパーさんも多いみたいですよ。(下記:右側)
カラーはブラックとレッドがあります。赤の方が可愛くて人気があるようで、入手価格が高くなってしまう傾向にあります。ご自分でオリジナルカラーに塗装されるキャンパーさんも多いそうですよ。
上面板はフジカ同様外すことができます。上記で紹介しているゴトクもセットできるみたいですよ♪専用ケースが発売されてますので、購入する際は合わせて検討したいですね。
「運搬時に灯油が漏れた」という話しを何度か見かけました。どうやら火力調整を行うバルブのパッキンが原因な様です。しかしヤフオクで部品が出品されていて、比較的簡単に自分で取り替えれるみたいです。古い型式に多いらしく、今回紹介している現行機種では改善されているのかもしれません。
アルパカまとめ
コスパが好評で、たくさんのキャンパーさんから支持されてきたアルパカ。他機種より抜き出た暖房出力は魅力的ですね。気になる購入方法ですが、韓国から輸入しないといけません。(一応Amazonなどでも販売されてますが一万円ほど高いです)
ほとんどの方が「未来マート」や「韓ショップ」といった、輸入代行業者に依頼して購入されています。以前は15000円ほどで手に入ったみたいですが、現在は送料なども合わせて20000円前後になるようです。ヤフオクでは新品同様で25000~28000円ぐらいでしょうか。送料別と考えるとAmazonの方が良いかもしれませんね。輸入代行の手続きは割と手間がかかるらしいです。
トヨトミ レインボー RB-250
トヨトミ レインボー|スペック・参考価格
<スペック>
- 暖房出力 2.50kW〜1.25kW
- タンク容量 4.9L
- 連続燃焼時間 20 ~ 40時間
- 重量 6.2kg
<参考価格> (税込、送料別)
- 希望小売価格 ¥25.800- (税抜)
- 楽天 ¥20.000- から
トヨトミ レインボー参考ポイント
その名の通り七色の優しい光が幻想的なレインボーストーブ。およそ40W相当の明るさがあります。やはり一番の売りは燃焼持続時間の長さでしょうか。運搬時の灯油の漏れにも強いようです。ですが問題は暖かさにあるようです。対流式で上方向に熱を発するタイプですので、足元などはなかなか暖まりにくいです。中のガラス菅を取り替えてカスタマイズされる方もいらっしゃるみたいですよ。
他にも基本的なスペックは一緒でランタン風のレインボーなども商品ラインナップされています。最近ではスノーピークからもこちらのOEM生産のレインボーが発売されてますね。
↓↓ RL-250 希望小売価格 ¥30.000- (税抜)
↓↓ CL-250 希望小売価格 ¥33.000- (税抜)
↓↓ RL-F2500 希望小売価格 ¥30.000- (税抜)
↓↓ スノーピーク KH-001BK 定価 ¥31.800- (税抜)
トヨトミ レインボーまとめ
楽天などでお手軽に購入できるトヨトミレインボー。20.000円ほどから手に入る点や、商品ラインナップの多さも魅力です。暖房能力を考えると、本格的な冬は物足りなさを感じてしまうかもしれません。ですが肌寒いぐらいの春先などにはちょうど良さそうですよね♪
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スノーピーク タクード KH-002BK
スノーピーク タクード|スペック・参考価格
<スペック>
- 暖房出力 2.15kW
- タンク容量 3.1L
- 連続燃焼時間 約15時間
- 重量 6.0kg
<参考価格> (税込、送料別)
- 定価 ¥39.800- (税抜)
スノーピーク タクード参考ポイント
スノーピークよりオリジナルで発売されたタクード。車にも積みやすい絶妙なサイズ感。煮炊き用石油コンロという分類で販売されてますので、調理にもかなり使えそうです。ゴトクを別で用意しなくても済みますね。何よりの魅力はスノーピークのIGTテーブルにセットできる点です。IGTテーブルを既にお持ちの方なんかは欲しくなっちゃいますよね♪スノーピークレインボーのケースに、鍋なんかも一緒に収納してちょうど良いみたいです。もちろん運搬時の石油漏れにも強いみたいですよ。
スノーピーク タクードまとめ
お値段もそこそこしますが、永久保証のスノーピーク製ですのでアフターフォローも安心ですね。ベテランキャンパーの中にはタクード2台使いの方もいらっしゃるみたいですよ。品薄状態が続いてますので欲しい方で見つけられた方はラッキーですね。
人気機種4台 比較表
携帯でご覧の方は画面を横にすると見やすいかと思います。
※ 全台耐震自動消火装置付き
|
暖房 出力 |
タンク 容量 |
燃焼持続 時間 |
参考価格 |
重量 外形寸法 |
点火方法 |
備考 |
フジカ ハイペット KSP-229-21C-J2R |
2.5kW |
3.6L |
10~12 H |
定価 税込 ¥29.160- |
5.6kg H432W310D310 |
マッチ ライター |
反射板取付可 上面板脱着可 |
アルパカ ケロシンヒーター TS-77A |
3.84kW |
6.0L |
15 H |
Amazon ¥30.000~ |
6.4kg H440W323D323 |
マッチ ライター |
上面板脱着可 |
トヨトミ レインボー RB-250 |
2.5kW~ 1.25kW |
4.9L |
20~40 H |
楽天 ¥20.000~ |
6.2kg H488W388D388 |
電池点火 単二×4個 |
二重タンク構造 臭いセーブ消火 |
スノーピーク タクード KH-002 |
2.15kW |
3.1L |
15 H |
定価 税別 ¥39.800- |
6.0kg H340W380D380 |
マッチ ライター |
2018.11 メーカー在庫切 |
石油ストーブの使用方法について
最後になりましたが、一応どのメーカーさんも幕内での使用は推薦されていません。空気の換気には十分に行い、一酸化炭素中毒にはくれぐれも注意しましょう。万が一の時のために一酸化炭素チェッカーなどは必ず設置しましょうね。
総まとめ
いかがでしたでしょうか?他にもアラジンや武井バーナーなど候補はあったのですが、今回は人気があって扱いやすそうなこちらの4機種を紹介させていただきました。個人的にはやはり反射板付きのフジカが気になっちゃいます。ちなみに反射板が無いストーブでも、アルミ板などを加工してカスタマイズされてる方が結構いらっしゃるみたいです。塗装なんかしちゃったら可愛くてしょうがないでしょうね。あなたがお気に入りの一台と出会えますように。
それでは良いぬくぬくストーブを・・・
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